GMO、25年度新卒から「ジョブ型採用」で初年度年収570万を確約 初任給を上げる理由とは
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年11月06日
GMOインターネットグループ(東京都渋谷区)は11月2日、2025年度新卒採用から新たな採用制度「ジョブ型No.1人財」を開始すると発表した。
同制度は、ウェブ、グラフィック、映像などのクリエイター、カスタマーサクセス、システムサポート、セールスサポートといった職種で実施。これらの職種で、特定の技能を持つ学生に対して、入社時570万円の年収や職種、勤務地を確約する。
AIの知識やEQなど、次世代リーダーに必要なスキルを評価項目に追加
また同社では、2025年度の新卒採用より新たな採用指標を採用することも発表した。通常の評価に加え、AIに関しての知識や、EQ(心の知能指数)といった同社が次世代リーダーに必要と考えるスキルなど、全10項目を入れている。
評価指標を追加したのは、グループ全体で統一の評価項目を設定することで、全社で一定のレベルの優秀人材を獲得することが狙いだという。
「100年続く企業グループになるため」新卒年収を高めに設定
同社では2023年度採用から「新卒年収710万プログラム」も実施するなど、人材獲得に力を入れている。同プログラムでは、職種は限定せずに、採用から2年間は年収を710万円に設定する。対象は以下のスキルを持った人材となる。
- 高度な専門技術、知識、能力を持ついわゆるSTEAM人財
- 技術や知識力だけでなく、事業計画立案などのビジネス力
- AIや最新技術に関する専門知識
- 著名な技術カンファレンスにおける登壇実績がありエンジニアリング力を発揮できる
- 学生起業などの経験があり、営業力やマーケティング力を発揮できる
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