IT業界で転職する人材を支援　最大50万円を支給する入社一時金制度を導入したAI CROSS

AI CROSS（東京都港区）は10月9日、サインアップボーナス（入社一時金）制度を取り入れ、1日より運用開始したと発表した。

3か月の試用期間満了後、正社員に最大50万円を支給

この制度の対象となるのは、2025年10月1日以降に内定した正社員（内定通知書にも明記される）。同社のウェブサイトからの応募、もしくは社員紹介（リファラル）経由で採用されたことを条件とし、全職種において適用される。

支給額は最大50万円（同社のウェブサイトからの応募による内定者が対象）。リファラル経由で採用された場合は30万円だが、20万円のインセンティブ制度を使うことで合計50万円のサポートが受けられる。

支給条件は入社後の試用期間（原則3か月）を満了していること。試用期間の満了後、翌々月末の給与と合わせて支給される（インセンティブ制度の支給タイミングは異なる）。特別対応として、引っ越し費用などの事情がある場合は、前倒しでの支給も検討する。

IT人材の転職の多さや、若年層の経済負担軽減を支援する制度

国内IT業界では人材の流動性が高まっている。同社は、IT人材が転職する際に感じる経済的・心理的な不安をやわらげるため同制度を導入したという。