クラレ、「サステナブル調達」をサプライチェーン全体に拡大へ 人権尊重などを方針に盛り込む

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年01月07日

クラレグループ(東京都千代田区)は1月6日、これまでの「CSR調達方針」を「サステナブル調達方針」に改定し、同社のグローバル調達ポリシーに位置付けたと発表した。

サプライチェーン全体を通した人権尊重、環境保全、コンプライアンス重視、ダイバーシティ促進といったサステナブル調達をさらに推進していくことが狙い。

クラレグループ、9項目の「サステナブル調達方針」

クラレはグローバル視点でのサプライチェーン全体に求められる責任を果たすためには、取引先とのサステナブルな協働が不可欠と判断。クラレだけでなく、取引先にもサステナブルな取り組みを励行してもらうことで、サプライチェーン全体を通してサステナブル調達を推進することを購買取引の基本とした。

サステナブル調達方針は具体的には以下の通り。

  1. コーポレートガバナンス
  2. 人権の尊重
  3. 安全で働きやすい職場環境
  4. 環境保全の推進
  5. 公正な企業活動
  6. 商品・サービスの安全性と品質
  7. 機密情報の適切な管理
  8. サプライチェーン
  9. 社会貢献の推進

取り組み状況の確認はアンケートで 不十分な取引先には改善指導も

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