母校の先輩でなくてもOK、地方大学学生の社員訪問は企業イメージアップ ビズリーチと北大調査

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年06月18日
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ビズリーチ(東京都渋谷区)は6月14日、学生がOB/OG訪問をすることで訪問先企業への志望度アップにつながること、出身大学にこだわらずOB/OG訪問を活用することが地方の学生の情報格差を埋める可能性があるという研究結果を明らかにした。

OB/OG訪問実施で志望度アップ

2024年卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象にアンケートを実施し(有効回答数:1105)、OB/OG訪問実施の有無やその内容が、就職先の企業選択に及ぼす影響を検証した。

OB/OG訪問を行っていた学生に、訪問先企業への志望度が上がったかどうかを5段階で聞いたところ、72.6%の学生が「5(とても当てはまる)」または「4(当てはまる)」と回答しており、OB/OG訪問が訪問先企業への志望度の上昇に効果があるとわかった。

ほかに、OB/OG訪問が就職先選択の意思決定につながることがわかる項目への回答は、「実際の働き方への理解度が高まった」(5と4の合計が82.2%)、「社風や企業文化への理解度が高まった」(同・80.8%)「就職先の意思決定に役立った」(同75.6%)、「働くイメージが明確になった」(同・74.0%)など。

OB/OG訪問による効果(n=950)
OB/OG訪問による効果(n=950)(※画像クリックで拡大)

同じ大学出身者への訪問はロールモデルとして効果的

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