Cyber PortとNACCSが2023年3月に自動連携、入力項目が8割削減 物流・通関の電子手続がさらに効率化

月刊総務 編集部
最終更新日:
2022年12月15日
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国土交通省は12月14日、民間事業者間の物流手続と通関手続のワンストップ化などの効率化を実現するため、Cyber PortとNACCSのシステム連携機能を2023年3月13日から運用開始すると発表した。

Cyber PortとNACCS、これまでは重複作業・手作業が多かった

従来、Cyber PortとNACCSでは重複する入力項目も多く、手作業で入力またはエクスポート・インポート操作をするなどの非効率さが課題視されていた。

今回の連携機能により、荷主、海貨業者、国際フォワーダー/NVOCC、通関業者、倉庫業者など、特にnetNACCSなどを用いてNACCSに手入力で手続・照会している事業者の実務効率化が期待できる。

CyberPort-NACCS間の現状イメージ
従来は、重複する内容も多いNACCS側でのデータ入力についても、担当者による手動操作が必要だった
CyberPort-NACCS間の連携開始後のイメージ
今後はCyberPort内でNACCS用の差分情報だけ登録することで、データを直接NACCS側データに反映することができる

Cyber PortとNACCSの連携で、最大8割の入力項目が自動入力される

今後Cyber PortとNACCS間で直接データ連携されるメリットとして、以下が挙げられている。

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