花王、「意欲ある人財をとがらせる」人財戦略を発表 平等から公平へ、対話の機会を拡大
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年05月27日

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花王(東京都中央区)は5月24日、中期経営計画の実現に向けた人財戦略を公表した。中期経営計画では「未来のいのちを守る」をビジョンに掲げており、人財戦略ではビジョン実現に向けて「公平な機会」を前提とした「意欲ある人財をとがらせる」ことを柱としている。
迅速に意思決定できる人財を重要なタスクに集める「スクラム型組織」構築を標榜
花王は、「平等から公平へ」「相対から絶対へ」「画一・形式から多様・自律へ」という人財開発基本方針の下、より意欲ある人財に対する投資を拡大し、迅速な意思決定を行う人財・組織運営を進めている。

具体的には、多様な人財に「公平な機会の提供」を行った上で、「意欲ある人財をとがらせる」ために、社員のキャリアプランと会社の方針に合わせた最適配置を行い、DX教育を含むリスキリングやスキルアップの機会を拡大している。
さらに、社員それぞれの挑戦に透明性を持った評価を行い、高い挑戦をして成果を出した社員により報いる処遇を行うといった「挑戦・成果重視の環境」の構築も進めている。
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