上司の評価と組織成果に寄与する行動に「ズレ」 パーソル総研、職場のフォロワーシップ調査を発表
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年02月10日
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パーソル総合研究所(東京都港区)は2月6日、全国の正規雇用者3200人を対象とした「フォロワーシップに関する定量調査」の結果を発表した。組織運営において、リーダーだけでなく部下(フォロワー)の自律的な貢献が求められる中、同調査では「組織成果につながる行動」と「現場での実施実態」および「上司の評価基準」との間にズレが存在することが明らかになった。
組織のパフォーマンスにプラスの影響 フォロワーシップ行動、5つの因子
同調査では、組織のパフォーマンスにプラスの影響を与えるフォロワーシップ行動を分析し、以下の5つの因子を特定している。
- 場づくり(職場の雰囲気醸成・関係構築)
- 本音発言(上司や組織への建設的な批判・提言)
- 学び共有(業務知見やナレッジの展開)
- 寄り添い(メンバーへの支援・共感)
- 踏み出し(主体的な業務遂行・挑戦)
「積極層」は3割、「消極層」は5割超という現実
調査によると「指示がなくても必要な行動を自ら見つけて実行する」といった積極的なフォロワーシップ行動が見られるのは全体の3割超にとどまった。対照的に「できるだけ労力をかけずに仕事を終わらせたい」「最終判断は上司の責任と考える」といった消極的な行動・意識は5割超で確認されており、現場の部下の半数以上が受け身の姿勢であることがデータで示された。
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