大阪・北新地ビル放火殺人事件を受けた緊急立入検査、約2割で建築基準法令違反・不十分な維持管理
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2022年03月29日

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国土交通省は3月28日、2021年12月に大阪市北区で発生した雑居ビル放火殺人事件を受け、全国で実施した緊急立入検査の結果、約10,000件中、約2,000件近くの建物で建築基準法令違反や不十分な維持管理状態があったと発表した。
緊急立入検査で「優先的に検査すべき」と判断された建築物
今回の緊急立入検査は、特定一階段等防火対象物のうち優先的に検査すべきだと判断された13,080件が対象。2022年2月28日までの間に10,087件に対し実施された(実施率77.1%)。
「優先的に検査すべき」だと判断されたのは、下記のような建築物だ。今回の立ち入り検査と特定一階段等防火対象物については、以前に当メディアでも紹介した通り。
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