Facebookの利用率が各年代で減少、新卒採用・広報手段の見直しも必要か 総務省が調査報告
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2021年08月30日

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総務省情報通信政策研究所が8月25日、企業の広報・採用チャネルとしても広く利用されているソーシャルメディア(SNS)などを含む、各種メディアの利用に関する報告書を公表した。
この「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」は、東京女子大学現代教養学部の橋元良明教授らとの共同研究として実施したもの。2012年から毎年実施しており、今回で9回目。調査対象者は、13歳から69歳までの男女1,500人。
LINEは利用率9割超 Twitter、Instagramが同率2位、YouTubeは8割超
「Facebook」の利用率は全年代平均で31.9%。前年度の調査と比較すると40代および60代を除く各年代で減少した。特に10代の利用率は10ポイント近く減少して20%を下回った。また、全年代を通して「LINE」の利用率は一貫して増加中で、今回の調査では初めて90%を超えたことが明らかになった。
「Instagram」の利用率は調査開始以降、全年代において増加の一途をたどっており、今回の調査では「Twitter」に並ぶ利用率(42.3%)を記録した。年代別のデータに注目すると、10代と30代および50代で「LINE」に次ぐ高い利用率となっている。
動画共有系では「YouTube」の利用率が高く、10代から40代で90%を超過、男女の平均も8割を超えている。
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