マイナ免許証で何が変わるの? 2枚持ちできる? デジタル庁でよくある質問を更新
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年04月09日

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2025年3月24日より、マイナンバーカードに運転免許証情報を記録し、運転免許証として利用できる「マイナ免許証」の運用が開始され、デジタル庁では4月8日、同庁公式サイト上によくある質問を追加した。
マイナ免許証は、免許更新のオンライン化や、住所変更のワンストップ手続きなど、行政手続の効率化が進む中、利用者の利便性を高める新たな制度として注目されている。
行政手続のオンライン化が加速 マイナンバーカードに記録される免許情報とは
マイナ免許証の導入により、オンラインでの免許更新講習や住所変更ワンストップサービスの利用が可能となり、行政コストの削減と利用者の利便性向上が期待されている。 マイナ免許証では、マイナンバーカードのICチップに以下の情報が記録される。カードの券面には運転免許に関する記載はされない。
- マイナ免許証の番号
- 運転免許取得日および有効期間の末日
- 運転免許の種類(普通、大型、二輪など)
- 免許の条件(AT限定、眼鏡、補聴器など)
- 顔写真
- 色区分(優良(ゴールド)、新規(若草色)、その他(薄青色))など
マイナ免許証が導入されたあとも、従来の運転免許証は引き続き有効であり、以下の3つの所持形態から選ぶことができる。
- マイナ免許証のみ
- 従来の運転免許証とマイナ免許証の2枚持ち
- 従来の運転免許証のみ
なお、スマートフォン(電子証明書搭載のAndroid端末など)をマイナ免許証として利用することはできない。
更新がオンラインでできるなど、マイナ免許証の主な利点
デジタル庁は、マイナ免許証の主なメリットとして以下を挙げている。
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