「進むオフィス回帰」「オンリーワンより安定」ワーカーの仕事観が内向化 コクヨの働き方レポート

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年07月19日
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コクヨ(大阪府大阪市)が7月18日、国内約3000人のワーカーを対象にした、ポストパンデミックにおけるワーカーの就労意識調査をまとめたレポートを公開。オフィス回帰が進む中でのリモートワークと働きがいの関連性や、ワーカーの仕事観の変化など分析結果を明らかにした。

進むオフィス回帰、コロナ禍前の水準に迫る

同調査によると現在、リモートワークを導入する企業は約50%と、企業のスタンスは「原則出社」と「リモートワーク導入」の間で二極化している。緊急事態宣言直後には8割近くまで急増した在宅勤務率だが、その後、感染対策を強化しながらワーカーへ出社を促す企業が増え、出社率はコロナ禍前の水準(73.8%)に迫りつつある。

働く場の選択は、どう変化した?
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オンリーワンよりバランスが大事、コロナ禍を経て高まった「安定志向」

ワーカーの仕事への向き合い方について、周囲とは異なる際立った「オリジナリティ」より、周囲となじむ「バランス感覚」への意識が強まっていることがわかった。その要因として、パンデミックからの約3年間で、仕事観に以下の2つの変化が見られたことを挙げる。

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