約4割の企業が新卒社員向けに生成AI研修を実施 昨年度より「研修があった方がよい」の声も増加

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年05月09日
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メタリアル(東京都千代田区)は5月8日、2024年度入社と2025年度入社の新卒入社社員を対象に生成AI活用研修に関する調査を実施し、その結果を公表した。特に、2025年度入社者は積極的に生成AIを活用していることがわかった。

研修実施企業は約4割、テーマは業務効率化研修や基礎知識研修が中心

2025年は「AIエージェント元年」と呼ばれ、企業においては、生成AIを資料作成だけでなく、データ活用などさまざまな業務に導入している。すでに生成AIがなくてはならない存在となっている中、同社は今回、企業が新入社員に対し、生成AIの学びの場をどのように提供しているかなどを調査した。

調査によると、新入社員に向けた生成AIに関する研修の導入状況については、約4割の企業が実施していることが明らかになった。

実施内容は、生成AIを使った文書作成やデータ分析の実践トレーニングを行う「業務効率化研修」(74.7%)が最も多く、次いで、生成AIの仕組みや情報の見極め方を学ぶ「基礎知識研修」(54.7%)だった。

生成AIを用いてアイデア出しや企画を考案する「創造力アップ研修」や、接客・営業のロールプレイングといった「応用的な研修」を実施している企業は約3割にとどまった。

生成AIに関する新人研修の実態
生成AIに関する新人研修の実態(※画像クリックで拡大)

2025年度新卒者は、2024年度新卒者よりも生成AIへの関心が高い傾向

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