日立も「メタバース」 Teams、Outlookと連携させて使う仮想オフィスサービスを提供開始
月刊総務 編集部
最終更新日:
2022年03月11日
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日立ソリューションズ・クリエイト(東京都品川区)と日立ソリューションズ(東京都品川区)は3月11日から、クラウド上に仮想オフィス空間をつくり、テレワーク中でも出社中でも社員が一体感を持ち、コミュニケーション活性化をはかる仮想オフィスサービスを販売開始した。
Teamsと連携、従業員がブラウザを開いて仮想オフィスに出社する「メタバース」的なサービス
同サービスは、従業員がパソコンならMicrosoft Edge、タブレットやスマートフォンならSafariなどのウェブブラウザーを介して、下記のような仮想オフィスに出社するもの。
仮想オフィスではすでに出社しているチームメンバーの顔が表示され、従業員はリアルな感覚を持ちながら、連携されたチャットツール「Microsoft Teams」へのリンクからチームメンバーにあいさつし、業務を開始できる。
チームは組織に依存せず、自由に作成できる。別フロアへ移動すると、他のチームメンバーの勤務状況を確認したり、雑談ルームで交流することもできる。企業は本サービスによって、多様な働き方をする従業員に対し、一緒に働いているという一体感を醸成し、心理的安全性確保を支援する。
今後、国内約1,400社の導入実績がある人事総合ソリューション「リシテア」と連携し、出退勤時の自動打刻や残業時間可視化等にも対応していく予定。なお、メッセンジャーアプリ「LINE」や他の大手チャットツール「Slack」、「Chatwork」などとの連携の予定はまだない。
同サービスの提供価格は以下の通りだが、別途Microsoft 365 E3以上の契約が必要だ。
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