「EVP」策定で従業員の成長をあと押しするランスタッド カードゲームなどで社内に浸透はかる

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年01月16日

総合人材サービスを提供するランスタッド(東京都千代田区)は1月15日、企業としての新たな従業員価値提案(EVP)を発表した。

新たなEVPは「共に成長する」というテーマのもと、「パーパス」「企業文化」「成長とキャリア」「ウェルビーイング」「報酬」の5つの柱で構成されている。同社は従業員エンゲージメントの向上と、選ばれる雇用主となることを目指して、EVPの取り組みを推進していきたい考えだ。

人手不足の中、EVPは「ビジネスには不可欠」

EVPは「Employee Value Proposition(従業員価値提案)」の略称で「企業が従業員へ提供する価値」を意味している。価値には、給与や福利厚生だけでなく、職場環境、キャリア支援、ワークライフバランス、ミッションといった内容が含まれている。

実際に同社が調査した「ワークモニター2024」によれば、働き手が求めるものは、柔軟な働き方、キャリアアップ、学習機会などと人によって異なり、成功の定義やモチベーションは多様で画一的ではなかった。

こうした中、企業には従業員一人ひとりと定期的にコミュニケーションを取り、従業員の希望やニーズを理解し、価値提供も多角的な視点で行うことが求められており、ランスタッドは「人材が不足している世界において、強固で特徴的なEVPを持つことは、もはや『あれば望ましい』というものではなく、『ビジネスに不可欠』だ」としている。

従業員それぞれが成長し、会社と共に発展できる環境を提供

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