「就活できなかった」に道を ベルクが「救済型」特別選考を開始、26年卒や既卒3年以内が対象
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年12月23日
アクセスランキング
スーパーマーケットのベルク(埼玉県鶴ヶ島市)は12月22日、病気や家庭の事情などにより就職活動の機会を逃した学生を対象とした「セーフティネット(救済型)特別選考」を、2026年1月から実施すると発表した。
対象は、2026年3月卒業見込みの大学・短期大学・専門学校生および既卒3年以内の人。グループ会社であるホームデリカ(埼玉県大里郡)、マルイチ水産LTD(青森県八戸市)を含む3社合同で行う。
「Better Life」実現へ、多様な背景を持つ人材を積極採用
今回の特別選考は、同社が経営理念として掲げる「Better Life with Community(地域社会の人々により充実した生活を)」の実現に向けた取り組みの一環。就職活動が困難な状況にある学生のキャリア形成を支援し、社会で活躍する機会を提供することを企業の使命と位置づけている。
個別の事情や困難な経験を尊重した採用活動を通じて、多様な背景を持つ人材を積極的に受け入れる方針だ。
長期療養や留学、内定取り消しなど8つの事由を想定
特別選考の対象となるのは、「特別な事情」により就職活動ができなかった、あるいは内定を得られなかった人。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。