学び直しへのモチベーション、職場のあの人はどのタイプ? ベネッセが8つに分類

アクセスランキング
ベネッセコーポレーション(岡山県岡山市)は3月15日、リスキリングについての考えや意見などを調べた「リスキリングに関する生活者理解のためのインサイト調査」を基に、学びのモチベーションを8タイプに分けてリスキリングに期待することなどを割り出した。
「自分探求タイプ」や「組織変革タイプ」など8タイプに分類
今回の調査では、学ぶことに対しての隠れた不満や未充足を抽出する「定性調査」(18歳から59歳の男女400人が対象)を実施。その後、不満や未充足に対する共感度や、それらを満たすために求められる新しい価値提案、さらには現時点における未充足度について「定量調査」(20歳から59歳の男女800人が対象)を行った。
この調査結果を通じてわかった学びやリスキリングに対するさまざまな価値観・感情を踏まえ、ベネッセでは学びのモチベーションを以下の8タイプに分類。ここから学びに対する多様な価値観や属性があることが浮かび上がった。
- 自分探求タイプ(メラメラ探検家)
- 自分強化タイプ(孤高の仙人)
- 多刀流タイプ(スゴウデ料理人)
- 人間力タイプ(たたきあげ将軍)
- 組織変革タイプ(カリスマ村長)
- 逆転劇タイプ(なにくそ勇者)
- 持久力タイプ(おきあがり戦士)
- 経験学習タイプ(ホップステップ賢者)
さらにそれぞれのタイプを4つのグループに分類。1、2のタイプは、「自分の人生を見つけたい」グループで、ポジティブなモチベーションと自己肯定感や納得感を大切にする傾向がある。3、4のタイプは「人と違う自分を認められたい」グループで、ポジティブなモチベーションと他者貢献や独自性を大切にする。5は「周りの環境を変革したい」グループに属し、ネガティブからポジティブへ変換するモチベーションと、他者貢献や独自性を大切にする。6、7、8は「あきらめずに挑戦し続けたい」グループで、ネガティブからポジティブへ変換するモチベーションと、自己肯定感や納得感を大切にする。

8つのタイプ別の特徴とリスキリングへの不満・期待は?
ベネッセコーポレーションでは8つのタイプ別の特徴や、「リスキリングに対する不満」と「リスキリングへの期待」を設定した。同社が導き出した8タイプの詳細は次の通り。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。