アイリスチトセ、「オフィス防災」ソリューションの提供を開始 制震技術と備蓄管理で一元的に支援

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年03月10日
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アイリスオーヤマグループのアイリスチトセ(大阪府東大阪市)は3月9日、東日本大震災から15年が経過したことを踏まえ、働く従業員の命を守るための包括的ソリューション「オフィス防災」の提供を開始した。

同社グループは宮城に拠点を持し、自らも被災した企業だ。被災現場で得た経験を生かし、オフィス什器じゅうきなどの転倒防止策に資するオリジナル製品を開発し提供するほか、空間レイアウトの提案、備蓄品の管理代行など、ハードからソフトまで一気通貫でサポートする。

震度7相当の揺れを吸収 独自開発の「耐震制震バー」

オフィスは従業員が1日の中で最も長く滞在する場所の一つであり、地震発生時に安全が確保できる職場づくりを行うことは企業にとって必要不可欠だ。

同社によると、地震が発生した場合の室内における負傷の原因は、家具などの転倒や移動および落下が全体の30%から50%を占めるという。オフィスでは特に、書類の入った書庫は重量が大きく、地震発生時に転倒した場合、大怪我を負うリスクを抱える。

こうした什器の転倒を未然に防ぐため、同社はオフィス向け防災商品として「耐震制震バー」を開発し、現在特許出願中だ。同製品は、バーの内部に2つの制震バネを内蔵した構造により、内側と外側の双方向に収縮することで地震の揺れを吸収する仕組みだ。震度7相当でも書庫の揺れを抑制し、転倒を防止する。

特許出願中の「耐震制震バー」の制震構造
特許出願中の「耐震制震バー」の制震構造(※画像クリックで拡大)

さらに同社は、書庫やバーを向かい合わせる「門型」でレイアウトすることにより、さらに転倒しにくくなると提案している。

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