DeNA、腸活で「攻め」の健康経営 5か月の検証で生産性向上、プレゼンティーイズム指標が改善
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年03月14日

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サイキンソー(東京都渋谷区)は3月13日、ディー・エヌ・エー(DeNA/東京都渋谷区)の社員30人を対象に、労働生産性向上を目的とした腸活プログラム検証を5か月間実施し、腸活プログラムへの参加者に労働生産性向上の兆しが見られたことを明らかにした。
腸活でパフォーマンス10%アップ プレゼンティーイズム指標が改善
腸活プログラム検証ではまず、腸内環境の重要性や実践方法を学ぶセミナーを開催し、腸活の必要性を学んだ。
その後、具体的な取り組みを開始。腸内フローラ検査「マイキンソー(Mykinso)」を通じて、自分の体の状態を見える化し、サイキンソーの管理栄養士が生活習慣の改善に関するアドバイスを実施したほか、食事面でのサポートとして、マイキンソーが開発した「Mykinso Food 酪酸菌を増やすバー」を1人に付き1か月分提供するなど、腸内環境の改善に向けた取り組みも行った。

プレゼンティーイズム指標による労働生産性を調査
プログラム開始時と終了時にはアンケート調査を実施し、プレゼンティーイズム指標(何らかの疾患や症状を抱えながら出勤し、業務遂行能力や生産性が低下している状態をはかる指標)を用いて労働生産性を調査した。
その結果、参加者の半数はプログラム参加前と比べて、心身ともに絶好調の状態を「パフォーマンス100%」とした場合の直近1か月の状況が約10ポイント向上。また、1回目の腸内フローラ検査以降に、生活習慣を変えたことにより、腸内環境の良し悪しを総合的に判定する「フローラスコア」が4.1ポイント上昇した。

プログラム参加者からは「正しい腸活の知識を得ることができた」「疾患につながるリスクを理解し食事に気を付けるようになった」などの感想が聞かれたほか、プログラム参加後の生活習慣では以下のような変化が見られた。
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