パワーゲートやクレーン、2段積みデッキに補助金 中小トラック運送事業者の働き方改革を支援
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年02月20日
国土交通省は2月27日から、経営環境が厳しい状況にある中小トラック運送事業者を対象に、テールゲートリフターなどの荷役機器の導入費用に対する補助金の受付を開始する。
導入費用の1/6を補助 荷役作業の効率化を支援
この補助金は「中小トラック運送事業者向けテールゲートリフター等導入等支援事業」の一環として実施される。当該機器を導入することで、荷役時間の短縮・荷役負担の軽減など労働生産性の向上や多様な人材の確保をはかり、働き方を改革するのが狙いだ。
2022年11月8日~2023年3月31日の間に、対象機器を導入したトラック運送事業者に対し、導入費用の1/6を補助する。対象機器と種別毎の上限額は以下の通り。
- テールゲートリフター(トラック車両後部に装着する昇降機)
- アーム式、垂直式:上限10万円
- 後部格納式、床下格納式:上限20万円
- トラック搭載型クレーン(トラック車両の荷台等に装着する移動式クレーン)
- 大型:上限70万円
- 中型:上限60万円
- 小型:上限50万円
- トラック搭載用2段積みデッキ(トラック車両内部に設置する組立用デッキ)
- 1基上限6万円、車両1台あたり上限3基まで
また、テールゲートリフター、トラック搭載型クレーンは1事業者あたり1台までだが、Gマーク(安全性優良事業所)取得事業者は2台まで補助対象になる。トラック搭載用2段積みデッキも1事業者あたり1台分(デッキ最大3基分)までだが、Gマーク取得事業者は2台分(デッキ最大6基分)まで補助対象になる。
なお複数メニューの申請(重複申請)はできず、以下に該当するものは補助対象とならない。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。
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