新入社員の「隠れがまん」に要注意 「甘え」とせずに相談できる環境が定着アップ ツムラ調査
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年03月04日
ツムラ(東京都港区)が3月1日、働くことと不調に関する調査結果を発表。入社直後に無理してがんばりすぎた結果、約3人に1人が入社3か月以内に体調を崩した経験を持っていることを明らかにした。
2024年の新入社員と、社会人歴3〜5年の先輩社員にアンケートを実施。先輩社員では、新社会人の頃に不調を我慢して働いた経験があると回答した割合が85%も見られ、社会人だからといって不調をがまんしなくていいという声が8割にのぼった。
また、新人時代に体調不良をがまんした経験がないほうが職場に満足しているという傾向も明らかになり、同社では新入社員も先輩社員も、助け合って、がまんしなくていい環境を作るよう呼び掛けている。
「Z世代と甘やかさないで」仕事に意欲的な姿勢を見せる新社会人たち
2024年春から働く新社会人1000人のうち、約8割が「仕事を全力で頑張りたい」(80.4%)、「なるべく早く成長したい」(78.4%)と、意欲的な姿勢を示している(「そう思う」「どちらかといえばそう思う」の合計、以下同)。また7割近くが「Z世代だからと甘やかされたくない」(68.9%)、「負荷が低すぎてやりがいを感じられない職場は嫌だ」(67.4%)と答えており、特別扱いを望んでいない心境がみられる。
24新卒は気負いすぎ? 社会人のイメージ「不調でも休まずがまん」
「社会人として取るべき行動・考え方」については、6割以上が「新社会人は休まず頑張るべき」(69.0%)、「社会人として多少の不調はがまんすべき」(60.0%)と回答。2024年新卒社員は強い意気込みを持つ反面、不調でもがまんして休まず頑張らねば! という先入観を持っている可能性が浮き彫りになった。
また、新社会人生活で不安を感じることについて聞いたところ、以下のような回答が寄せられた。
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