「毎日出社には戻れない」 リモートワーク経験者の96%が継続を希望
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年08月03日

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学研ホールディングス(東京都品川区)は8月2日、リモートワーク経験者を対象に行った、働き方に関するアンケートの結果を発表した。回答者の半数近くが「出社日ゼロ」を希望しており、「原則出社を希望する」と答えた人は1割にも満たなかった。
「職場の人と毎日顔を合わせるのはさすがにつらい」 半数近くが完全リモート希望
実際にリモートワークの経験がある20歳代から50歳代の回答者のうち、96.2%がリモートワークの継続を希望していることがわかった。
リモートワークの理想の頻度について、最多は「週5」で44.4%。「週3~4回(30.7%)」や「週1~2回(21.1%)」と回答したハイブリッドワーク希望者が過半数を占める。「週0(原則出社)」と答えた人の割合は、わずか3.8%にとどまった。

原則出社を希望しない理由として、以下のような意見が寄せられた。
- 通勤にかかる時間や体力がもったいない
- 子供の都合で、リモートワークの方が仕事と家庭のバランスが取りやすい
- 職場の人と毎日顔を合わせるのはさすがにつらい
一方で、「コミュニケーションが取りにくくなる」「出社しないとできない業務がある」「たまには出社もいい気分転換になる」など、完全リモートだと不都合だという声も挙がっている。
出社で業務効率は上がるが、リモートワークによる通勤時間削減は捨てがたい
また、半数近い人が「出社によって業務効率は向上する」と考えていることも明らかになった(46.7%、そう思う・ややそう思うの合計)。「変わらない」との回答は36.9%だった。
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