三井化学が副業制度を正式導入 遵守要件を明示「得られた経験や能力を本業に発揮して」
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年02月01日
三井化学(東京都中央区)が1月31日、副業制度を正式導入したことを発表。制度を適用する上で遵守すべきルールを明示した。
副業で得られた能力などを本業に積極的に発揮することなどを定める
副業制度が適用されるのは、本体社員(国内在勤者)で、実務経験3年未満の社員など一部を除く。以下のルールを遵守することを条件に副業を認めることとした。
- 同社業務を主業務とし、同社業務に支障が出ない範囲で副業に従事すること
- 多様な経験を積むことによる、能力開発、視野拡大、人脈形成に努め、副業を通じて得られた能力などを、同社業務においても積極的に発揮すること
- 同社社員としての体面を汚すことのないよう、副業時も法令・良識に則って誠実に行動すること
副業解禁でエンゲージメント向上やチーム力維持・強化のねらいも
副業制度導入の目的は、社員の自主的な経験拡大と、能力開発による競争力向上だ。2021年1月より管理社員を対象に、副業制度のトライアルを開始。その後、対象枠を一般社員まで拡大したところ、70件以上の届け出があった(2023年12月時点)。そこで、副業実施者とその上司へのヒアリングなどを実施。自律的なキャリア形成に大きく寄与することが把握できたことから、1月より副業を正式制度として導入した。
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