社長の平均年齢60.4歳は過去最高、4人に1人が70歳代、交代時の平均も70歳に迫る TDB
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年06月19日
帝国データバンクは6月15日、全国「社長年齢」分析調査(2022年)の結果を発表した。社長の平均年齢は60.4歳で過去最高を更新、50歳以上が8割を占めた。
2022年度の「後継者難倒産」は過去最多の487件となり、社長の死亡などで後継者が見つからずに倒産するケースが最も高く、社長の高齢化が経営リスクとして顕在化した形となった。
社長の4人に1人が70歳超え、交代時の平均年齢70歳に迫る
2022年度の後継者難倒産では、「代表者の病気・死亡」が占める割合が47.8%にのぼり、過去10年間で最も比率が高かった。社長交代時の平均年齢は68.8歳、70歳に迫る高水準で、同社は「事業承継への着手が遅れた場合、社長の高齢化で突然亡くなるなどしたため、承継が間に合わないケースや、十分な引き継ぎができず承継後に経営が行き詰まるケースもありそうだ」と分析している。
2022年時点の社長の年代別構成比では、「50歳以上」が全体の8割を占めた。2017年時点と比較すると、3.0ポイントの上昇だった。このうち70歳代以上は25.2%で、社長の4人に1人が70歳以上の高齢者で占められた。うち80歳以上は5.0%で2017年から1.2ポイント上昇した。40歳未満は3.3%にとどまり、2017年から0.9ポイント減少した。
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