国交省トラックGメン、ヤマト運輸・王子マテリアに初の勧告 2か月で213件の法的措置
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年01月29日
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国土交通省は1月26日、トラックGメンによる集中監視月間の取り組み結果を公表し、過去に「要請」を受けたにもかかわらず、依然として違反行為の疑いがある荷主企業2社(王子マテリア・ヤマト運輸)に対し、初の「勧告」を行ったことを明らかにした。
2か月間で、213件の法的措置を実施 最も多い違反行為は「長時間の荷待ち」
同省は、2023年11月・12月をトラックGメンによる「集中監視月間」と位置付け、トラック事業者への全数調査や、トラックGメンによる関係省庁と連携したヒアリングの結果に基づき、悪質な荷主や元請事業者などに対し、164件の「要請」(荷主82件・元請事業者77件・その他5件)と、47件の「働きかけ」(荷主26件・元請事業者19件・その他2件)の計213件の法的措置を実施した。
集中監視月間における要請などの月当たりの平均実施件数は106.5件(要請:82件、働きかけ:23.5件)で、トラックGメン発足前の1.8件から大幅増加となった。
![月当たりの「働きかけ・要請・勧告」平均実施件数](https://www.g-soumu.com/uploads/2024/01/29/Ss7vfO0LyrAWrGBh9VXeku2kPr3AcrnXbKTXvvre.webp)
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