建設業、あの仕事の年収は? 「CCUSレベル別年収」試算公開、賃上げ・適正価格での受発注促進
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年06月19日
国土交通省は6月16日、建設業における技能者の処遇改善に向けた取り組みの一環として、建設キャリアアップシステム(CCUS)におけるレベル別の年収を公表した。
見習いレベルは300万円~500万円、熟練者は700万円~877万円程度が妥当
今回発表されたレベル別年収は、公共事業労務費調査における技能者の賃金実態に基づき試算された。
全分野のレベル別年収は以下の通り。
- レベル1:374万円~501万円
- レベル2:569万円
- レベル3:628万円
- レベル4:707万円~877万円
併せて分野別のレベル別年収も発表した。たとえば、以下の職種(レベル4)では次のように試算している。
- 電気工事:625万円~769万円
- 建設塗装:703万円~858万円
- 配管:612万円~754万円
- 左官:676万円~825万円
- とび:697万円~851万円
- 建築大工:694万円~847万円
CCUSのレベル判断は、就労日数・保有資格・経験などを基に分類
CCUSでは、登録した技能者の就労日数・保有資格・経験などを基にレベル分けされ、レベルを色で示される。
- レベル1(白):初級技能者(見習い)
- レベル2(青):中堅技能者(一人前)
- レベル3(銀):職長レベル
- レベル4(金):高度マネジメントレベル(登録基幹技能者など)
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。
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