BCP策定率21.4%と過去最高も4割超が未策定 企業規模間に格差も

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年06月26日

帝国データバンク(東京都港区)は6月25日、「2026年の事業継続計画(BCP)」に関するアンケート調査の結果を発表した。BCPに関する意識調査は2016年以降毎年行われており、今回で11回目となる。

BCPとは、災害や事故などの緊急事態に備え、事業を継続・復旧させるための計画を指す。調査によると、企業のBCPの策定率は21.4%となり、前年から1.0ポイント増加した。一方で、未策定の企業は40.7%と依然4割を超える。また、大企業の策定率が39.9%に達するのに対し、中小企業は18.3%にとどまっている現実も明らかになった。

大企業と中小企業で20ポイント超の格差

自社におけるBCPの策定状況について尋ねたところ、21.4%(前年比1.0ポイント増)と過去最高となった。また、「策定中」(7.2%)と「検討している」(21.9%)を加えた「策定意向あり」は50.5%と、半数に達した。一方、「策定していない」企業は40.7%と、依然として4割を超えている。

規模別に見ると、大企業が39.9%であるのに対し、中小企業は18.3%にとどまり、20ポイント以上の差がある。両者とも上昇傾向にあるものの、規模間の格差が解消されていないのが現実だ。中小企業からは「必要性は感じているが、目先の業務に忙殺されている」(建設業、岐阜県)といった声が寄せられている。

想定リスクは自然災害が最多 情報セキュリティと物流混乱への警戒も高まる

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

続きは無料の会員登録後にお読みいただけます。

  • 組織の強化・支援を推進する記事が読める
  • 総務部門の実務に役立つ最新情報をメールでキャッチ
  • すぐに使える資料・書式をダウンロードして効率的に業務推進
  • ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツの利用が可能に

プロフィール


月刊総務オンライン編集部

「月刊総務オンライン」では、総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つニュース、コラムなどを平日毎日発信しています。また、「総務のマニュアル」「総務の引き出し」といった有料記事や、本誌『月刊総務』のデジタル版「月刊総務デジタルマガジン」が読み放題のサービス「月刊総務プレミアム」を提供しています。


特別企画、サービス