NTTデータグループ、AI人財の7万人育成を達成 専門スキルとAIガバナンスの強化を両立
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年10月30日
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NTTデータグループ(東京都江東区)は10月29日、生成AIを活用して顧客に価値を提供できる実践的生成AI人財の育成について、当初目標の2026年度末までに3万人を大幅に更新し、2025年10月時点で7万人に達したと発表した。
4段階のフレームワークで人財育成 10月時点で7万人以上が修了
同社の生成AI人財育成研修は、人財レベルを4段階で定義したフレームワークを軸に構成している。基礎研修にあたる「Whitebelt」では、生成AIに関するリテラシーを養うため、基本的な知識や活用方法を提供し、AIガバナンスやセキュリティ、リスク管理の徹底した遵守を教育している。
生成AIを活用して顧客に価値を提供できるための実践研修「Yellowbelt」は、2025年10月時点で7万人以上が修了。これにより2024年10月に発表した2026年度末までに実践的な生成AI人財を3万人育成という目標は前倒しで達成した。

同社の取り組みは社外からも高く評価されており、2025年8月には国際的な人材育成アワードである「Brandon Hall Group Excellence Awards」において学習・人材開発分野の金賞を受賞している。
全社員20万人への拡大を目指す
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