環境問題・SDGs未対応がビジネスリスクを招く 取り組み不足はイメージダウンに直結 民間調査
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年04月21日

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NSSスマートコンサルティング(東京都新宿区)は4月18日、同月22日の「アースデイ(地球の日)」を前に、製造業・建設業・運送業・廃棄物処理業の経営者、サステナビリティ・CSR・環境部門担当者を対象に、企業における環境経営の実態を調査し、その結果を公表した。7割の企業が環境やSDGsの取り組みを強化していることが明らかになった。理由としては、事業リスク回避とともに、企業価値向上を挙げる企業が目立った。
環境問題・SDGs「未対応」が招く、さまざまなビジネスリスク
調査によると、72.4%の企業(「積極的に取り組んでいる」と「取り組んでいる」の合計)が環境問題・SDGsに関する取り組みを行っていると回答した。
環境問題・SDGsに取り組まない場合のリスクとしては、「企業のブランド価値の低下」(47.8%)、「法規制への対応が遅れる」(42.8%)、「人材獲得の困難・離職率の低下」(37.9%)などの意見が多かった。

具体的な取り組み内容としては、「CO2排出削減」(46.6%)が最も多く、次いで「廃棄物削減・リサイクル活動」(45.7%)、「再生可能エネルギーの導入」(36.9%)が続いた。
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