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ここでは、職場復帰のために本人が準備するべきことを、7つのステップに沿って見ていきましょう。
職場復帰マニュアルに書かれていない本人の準備
まず、基礎知識として「両立支援のトライアングル」(図表1)という、職場復帰に対する考え方をご紹介します。労働者・事業場・主治医の三者のコーディネートをする人材として「両立支援コーディネーター」があり、厚生労働省所轄の独立行政法人労働者健康安全機構(JOHAS)が養成講座を開いています。自分が支援を受けやすくするために勉強することも有益です。
職場復帰支援については、厚生労働省などからも、いくつかのマニュアルや考え方が出ていますが、大半はメンタルヘルス疾患とがんの方のためのものです。
下記は、「中途障がいの内部障がい者」という視点から作成した職場復帰プログラムです。筆者が心不全で内部障がい者となり仕事に復帰したという実経験と、独自のヒアリング調査を踏まえて作成したものです。障がいの種類や入院期間によって、アレンジをしてみてください。
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