入居者に専用マイボトルを配布、「茶の間」で企業のウェルビーイング経営を支援する東京建物

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年09月18日

東京建物(東京都中央区)は9月17日、新たなサービス「オフィスで茶の間」を、東京駅前の大型再開発、いわゆる「八重洲プロジェクト」に導入することを発表した。お茶を通じて、ワーカーのウェルビーイング向上と、企業のウェルビーイング経営を支援する。

お茶を通じてコミュニティ形成を促進し、出社への価値を創出

同サービスは、お茶の生産から販売までをトータルプロデュースするスタートアップ企業TeaRoom(東京都渋谷区)、金沢を拠点に活動するものづくりクリエイター集団secca inc.(石川県金沢市)の3社がコラボレーションすることで実現した。お茶を通じてオフィスにおける新たな生活習慣を創出し、人との良質なつながりによってワーカーのウェルビーイング向上をはかる。

オフィス入居者向けのウェルビーイングフロア「(仮称)Wab.(ワボ)」では、茶の湯の概念などを学ぶ「茶の湯イベント」を定期的に開催。ワーカー同士のコミュニティ形成を促進し、オフィスに出社することの価値の創出を目指す。

「茶の湯イベント」イメージ

本格的なお茶を れる時間を共有することで、日常の交流を増やす

また、主に顧客へのおもてなしや、ワーカーの休憩時間における利用を想定して、オフィス共用部で提供する専用お茶キットを3社で開発した。どんな場所でも手軽に、急須で淹れた本格的なお茶が楽しめる「スローティー」として提供する。専用の茶葉は9種類開発。「ウェルビーイングティーマッピング」も作成し、利用者が気分や雰囲気に合わせて茶種を選べるようにした。

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