通勤手当を1割削減できるオフピーク定期券、期限付き認可へ JR東の一部区間で2023年3月から
月刊総務 編集部
最終更新日:
2022年12月16日

1ヶ月のアクセスランキング
国土交通省の運輸審議会は12月15日、平日朝のラッシュ時間帯に利用できないかわりに、運賃が約10%安くなるJR東日本の「オフピーク定期券」の導入について、「期限付きで認可が適当」と答申した。
オフピーク時間帯に出勤できるなら、定期代は約10%割安になる
JR東日本が発表した「オフピーク定期券」は、平日朝のピーク時間帯以外の時間帯(オフピーク時間帯)で利用できる、通常の定期券に比べて約10%値下げされた定期券。
Suica通勤定期券のみで使用でき、ピーク時間帯に利用した場合は、差額ではなく通常運賃が必要となる。対象路線は茨城・埼玉・千葉・東京・神奈川5都県の一部区間。
また同定期券の導入に伴い、通常の定期券は約1.4%値上げされる。なお通勤定期券とオフピーク定期券にはバリアフリー料金が加算される。概要図は以下の通り。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。