「人は休憩でやさしくなれるのか」、花王とJTが共同実験を開始 従業員の対人ストレス軽減目指す
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年10月07日
1ヶ月のアクセスランキング
花王(東京都中央区)とJT(東京都港区)は10月4日、従業員の対人ストレス軽減を目的に、心身にアプローチする良質な休憩「心とからだが休まる休憩体験」が個人の「やさしさ」にもたらす影響に着目した共同実験を10月17日から開始すると発表した。
花王「オフィスめぐりズム」とJT 「呼吸する休憩所」が共鳴、心と身体が休まる休憩体験を提供
花王は企業のオフィスに「蒸気でホットアイマスク」と専用BOXの設置を提案する「オフィスめぐりズム」を、JTはR&D 組織であるD–LAB(ディーラボ)が開発した呼吸するクッション「fufuly(フフリー)」などを体験できる「呼吸する休憩所」を展開。身体だけでなく心の豊かさにも着目した良質な休憩の提供に取り組んできた。
こうした休憩に取り組む姿勢に両社が共鳴。テレワークの導入など働き方が多様化する社会で職場の人間関係などのストレスを軽減するための環境を整備することは、「健康経営の最重要事項の一つ」との考えの下、今回の連携に至った。
花王の「オフィスめぐりズム」は働く人々が「蒸気でホットアイマスク」をきっかけに、スキマ時間を利用して休息を取り、リフレッシュすることで、仕事の効率を高めてほしいという想いから生まれ、現在5社で導入されている。
同社によれば、休憩を取り入れた働き方について、9割が「業務パフォーマンスを向上させる」と感じているとの調査結果もある。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。