ビィ・フォアード、女性社員比率が7年間で20ポイント上昇 仕事と家庭を両立できる環境を整備
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年07月24日
1ヶ月のアクセスランキング
中古自動車の販売や輸出入などを手掛けるビィ・フォアード(東京都港区)は7月23日、女性社員比率が7年間で21.5%から約20ポイント増加したことを発表した。
7年間で女性社員数76人増、2023年度の産休・育休の復職率は100%
同社の女性社員数は、2016年時点で38人だったが、その後7年間で76人純増し、2023年には114人になった。女性社員比率も7年間で21.5%から40.9%と、およそ20ポイント上昇した。女性社員数の増加に伴い、仕事と家庭を両立できる環境整備にも取り組み、2023年度は産休・育休からの復職率100%を達成した。
結婚やパートナーの転勤、出産や育児、介護といったライフイベントを機に就業継続を諦めなくてもいいように、柔軟な勤務時間の導入や在宅勤務制度の拡充など、社員が長くキャリア形成していける施策を全社挙げて展開している。
男女の賃金格差や雇用機会の不平等、「企業としてメリット得られない」
同社では「男女の賃金格差や雇用機会の不平等は企業としてのメリットを得ることができない」と言及。そこで誰もが同じフィールドで、同じチャレンジができ、それぞれの個性と才能を発揮できる職場づくりを目指している。
女性の働き方をサポートするため、パートナーである男性の育児休業や産後休暇制度を制定。また、働き方を自分で選択できる同社では、月1回のオフィス出社日以外は、仕事内容に合わせて自由に出社できることもあり、リモート率が9割を超える部署もあるという。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。