環境と社員のウェルビーイングに配慮した新社屋 環境性能の向上に着目したオフィスづくり
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年03月14日

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エコリング(兵庫県姫路市)は3月13日、本社を新築移転したことを発表。展開するリユース事業の成長と物流の増加に合わせて、社員のウェルビーイングと環境に配慮したオフィス環境を整備した。
建設や運用は地元ゆかりの企業に発注し、地域経済の活性化につなぐ
2月に移転した新社屋は、自然光が多く取り入れられた明るいオフィス空間や、リフレッシュ空間、屋上テラスなど開放的な環境を備えており「CASBEE・スマートウェルネスオフィス認証」の最高位であるSランクを取得している。社屋で使用する購入電力には、実質再生可能エネルギー由来のCO2フリー電気を活用する。
新本社建設・運用においては、地元の技術や素材を生かすことで地域経済の活性化の一助にしたいという思いから、可能な限り地元・姫路にゆかりのある企業(同市に所在地を置く9社)に依頼した。新社屋を、社員だけでなく地域の人々などにも開かれた場所にしていくため、見学会やイベントも多数開催していく予定、としている。

回遊性のある屋上庭園の植栽は在来種、育った果実はカフェスペースで調理OK
建物4階部分には「屋上庭園」を設置。回遊性のある空間になるよう、庭園内には円形上にウッドデッキを置いた。中央部の芝生広場ではイベントなども開催できる。庭園は社員が食事や休憩ができるカフェスペースに面しているが、パーゴラを一部設置することで日差しを避けるエリアを確保し、外でも食事が取れるようにした。
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