ドンキ、これからは管理部門の社員も金髪OK 多様な価値観は自由な髪色の認め合いから
月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年02月17日
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ドン・キホーテや総合小売業のユニーを抱えるパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、東京都目黒区)は2月16日から、国内グループ会社の管理部門で働く従業員が自由な髪色で勤務できるよう、服装ルールを改定した。
髪色自由だけでない、個人が抱える問題をキャッチし耳を傾けるPPIHグループの取り組み
ドン・キホーテの店舗では2022年3月から「髪色自由」を開始。ユニー(愛知県稲沢市)は1971年の創業以来変わらなかった服装ルールを2022年11月に改定し、髪色の自由化に踏み切っている。今回管理部門の服装ルールが変更されたことも含め、いずれの取り組みも、従業員の要望から拡大しているのがポイントだ。
店舗やユニーにおいて服装ルールを緩和したことで、従業員から「自分らしく働けてモチベーションが上がった」という声が寄せられ、一部店舗ではアルバイトの応募も増加した。それまで服装ルール緩和の対象外だった管理部門の従業員からも「自由な髪色で働きたい」という要望を受け、検討の結果、今回のルール改定に踏み切ったという。
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