従業員サーベイ、実施率7割超えも半数近くが「効果実感できず」 人事と従業員に認識ギャップ
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年06月29日
パーソル総合研究所(東京都江東区)は6月26日、全国の300人規模以上の企業に勤務する正社員を対象とした「従業員サーベイに関する定量調査」の結果を発表した。同調査では、サーベイの実施率が76.7%に達する一方、従業員の半数近くが効果を実感できていない実態が示された。
従業員の約半数が「変化なし」「形式的」と回答
同調査で扱う従業員サーベイは、一般的な従業員に向けて実施する会社の調査・アンケート・サーベイを指す(ストレスチェックは除外)。
調査によると、サーベイ実施率は76.7%に達したほか、過去5年以内に開始した企業が52.8%を占め、ここ数年で急速に普及している事実が明らかになった。
実施目的の最多は「従業員のエンゲージメント向上」(64.8%)で、「組織風土・組織内コミュニケーションの改善」(47.2%)が続く。企業はエンゲージメント調査や満足度調査などを併用しており、実施するサーベイは年間平均3.25種類、4種類以上の企業も27.0%に上ることがわかった。
従業員サーベイの普及が進む一方で、運用の難しさをうかがわせる回答も見られた。従業員の45.9%が「これまで回答しても変化を感じない」と答え、44.5%が「形式的な取り組みに感じる」と回答した。
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