マーケットエンタープライズ、生成AIで業務効率化と生産性向上を実現、月に1878時間を捻出
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年10月22日

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マーケットエンタープライズ(東京都中央区)は10月21日、生成AI活用の浸透度を高める社内プロジェクト「生成AIプロジェクト」を発足させた結果、月当たり計1878時間を捻出できたと発表した。
月に数回以上の頻度で生成AIを利用する社員は8割以上に
同社の生成AIプロジェクトは、生成AIの活用を社員に浸透させるため、生成AIの活用事例や有効的なプロンプト、利用時の注意点などのナレッジ共有を行っている。
9月に社内で行った調査では、社員のほぼ半数からの回答結果として、生成AI活用で捻出できた時間は1か月当たりのトータルで1878時間に達した。また、業務時に月に数回以上、生成AIを利用する従業員はすでに8割を超えていた。
プロジェクトの結果を受け、社員の生成AI利用をさらに促進し、業務の効率化や生産性向上、社員のAIスキル向上を目指すため、同社では10月から有料版の社内向け生成AIツールの配布数を拡大した。
RAGチャットによる社内情報検索システムを構築
さらに同社は10月21日から、専門性の高いリユース業務ニーズとナレッジ共有の対応や、バックオフィス業務の効率化を促進するために、RAGの利用を始めた。
RAGは生成AIモデルが知らない知識をデータソースから補完し、生成AIモデルが扱える情報を増やす手法。
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