総務のマニュアル事業継続性を高めるサイバーレジリエンス戦略の立て方

攻撃を受けても事業を止めない新常識「サイバーレジリエンス」 なぜ総務の関与が必須なのか?

株式会社ピーエスアイ 管理部 総務・広報課 課長 内藤 純一
最終更新日:
2026年07月16日
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サイバー攻撃は、もはや情報システム部門だけで対応できる技術トラブルではありません。受注、出荷、請求、顧客対応、従業員の勤務、広報対応、取引先との調整など、企業活動のあらゆる場面に影響を及ぼします。こうした状況の中で重要性が高まっているのが、「サイバーレジリエンス」という考え方です。レジリエンスとは、もともと「回復力」や「しなやかさ」を意味する言葉です。サイバーレジリエンスは、サイバー攻撃やシステム障害が発生しても、被害を最小限に抑え、重要な業務を維持し、できるだけ早く正常な状態へ戻す組織の力を指します。今回はこのサイバーレジリエンスとは何か、そして総務の業務とどうかかわるのかについて見ていきます。

サイバーセキュリティと何が違うのか?

従来のセキュリティ対策は、「攻撃を防ぐ」ことに重点が置かれてきました。もちろん、攻撃を防ぐための対策は今でも重要です。しかし、攻撃手法が高度化し、クラウドサービスや外部委託先、リモートワーク環境など企業のIT利用が広がる中で、全ての攻撃を完全に防ぐことは現実的ではありません。そこで、「侵入されないこと」だけでなく、「侵入されても被害を広げない」「止まっても早く復旧する」「同じ被害を繰り返さない」という視点が欠かせなくなっています。

図表:防御中心のセキュリティとサイバーレジリエンスの違い

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プロフィール

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株式会社ピーエスアイ 管理部 総務・広報課 課長
内藤 純一

大学卒業後、大手飲料メーカーで営業職を経験。その後、玩具メーカーにて経理・総務など管理部門の実務に従事。2010年に、サイバーセキュリティ製品を取り扱う専門商社の株式会社ピーエスアイに入社。バックオフィス業務全般を広く担当し、2025年より総務業務に加え、広報部門の立ち上げも担当。管理部門での多様な経験と視点を生かし、組織の信頼性と企業価値の向上に取り組んでいる。

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