NTTデータ、AI技術を活用してSDGsの取り組みを推進 PM系アワードでも受賞

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一般社団法人PMI日本支部(東京都中央区)は「PM Award 2021」の結果を発表。最優秀プロジェクト賞は、NTTデータ(東京都江東区)のSDGsへの貢献を目指した「AI画像診断技術によるインドで10万人に結核診断アクセスを支援する社会貢献プロジェクト」が受賞した。
同アワードは、社会イノベーションにつながる可能性のある、日本の企業や団体が取り組む優れたプロジェクトを表彰するもの。6社のファイナリストから、最優秀プロジェクト賞および特別賞を選出している。
日本の企業・団体が行う卓越したプロジェクトを表彰する「PM Award」
「PM Award」は、日本におけるプロジェクト型の働き方の啓発および普及活動を行うPMI日本支部が、国際的なプロジェクトマネジメント啓発団体であるPMI Globalと協力して創設。「プロジェクト型の働き方」および「プロジェクトマネジメント」の有用性の周知や成功ナレッジの蓄積などを目指し、2021年度に立ち上げた。
初の開催となった今回、一般企業だけでなく、NPO法人や学校法人からのエントリーもあり、社会イノベーションにつながる可能性のあるプロジェクトが幅広く集まったという。
なお、最優秀プロジェクト賞は、9月に実施された「ファイナリスト紹介セミナー」に参加した約1,000人によるオンライン投票で決定。NTTデータのプロジェクトは、オンライン投票で最も高い評価を得た。
NTTデータのAI技術を活用 インドで結核診断のアクセス向上を支援

受賞したプロジェクトは、世界の死亡原因トップ10に入る結核の流行を、2030年までに終息させることを目指すというもの。結核の流行を2030年までに終息させることは、持続可能な開発目標(SDGs)の健康目標の一つとなっており、AI技術の新規性のほか、そうした社会課題への貢献度が評価された。
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