都知事、マスク着用緩和でも「ポケットに潜ませて」 学校や鉄道、航空各社の対応は
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年03月13日

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政府は3月13日、新型コロナウイルス対策で推奨されてきたマスク着用を緩和した。マスク着用は屋内外を問わず「個人の判断」に委ねる一方、混雑した電車内や医療機関などでは引き続き着用を勧める。
東京都の施設などでは「個人の判断」 国の基準に準じる
東京都も国の方針に準じて、マスクの着脱は「個人の判断」を基本とすると発表した。ただ、マスク着用が求められる場面や感染リスクに備えて、東京都民には「マスクの携帯」を求めた。
その理由として、小池百合子東京都知事は3月10日、「施設や店舗事業者からマスク着用を求めることもある。状況や場面で変わってくるので、マスクをポケットに入れて潜ませ、臨機応変に対応する」と語った。
学校では「マスク着脱が強制されないように配慮を」 4月1日からマスク着用求めず
3月13日から適用されたマスク着用の新たな指針には「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断が基本となる」と明記された。本人の意志に反して、マスクの着脱が強制されないような配慮を求めた。
各業界団体は、13日までに感染対策のガイドラインを改訂し、各社はそれに合わせた対応を取っている。JRや私鉄各社でつくる「鉄道連絡会」は、利用者に対してマスク着用の協力を呼び掛ける項目を削除した。
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