社員へコメを配って福利厚生×地域貢献×農家支援を実現 ファストコムがプラットフォームを開始
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年04月30日

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ファストコムホールディングス(東京都中央区)は4月28日、社員にコメを配布することで福利厚生と地域貢献を結びつけた新たなプラットフォーム「UCHINO」の提供を5月1日から開始すると発表した。
食べきれないコメは福祉施設や子ども食堂に寄付、農家には前払い
「UCHINO」は、社員に毎月コメを提供し、社員が配布されたコメを消費しきれなかった場合や、「自分よりも必要としている人に届けたい」との希望があった場合は、「返納米制度」として、返納されたコメを福祉施設や子ども食堂などに寄付をする仕組みだ。

社員に配布されるコメは、契約農家に対して前払いで報酬を支払うため、農家の安定した生活の支援につなげることができるなど、取り組みを通じて、米農家支援、SDGs推進、人道支援を実現させ、従業員、企業、社会が「Win-Win」になる持続可能な活動モデルを構築する。
導入した企業に社員に一人当たり3kgのコメを配布することを推奨しているが、配布するコメの量は導入企業のニーズに応じて柔軟に設定することができる。
背景には、コメ農家を取り巻く経営環境の悪化
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