アダストリアグループ、「健康経営推進室」設置 女性向け保健事業の強化やカフェテリアプラン導入も
月刊総務 編集部
最終更新日:
2022年04月04日
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女性向けファッションブランドなどのSPA事業を展開するアダストリアグループ(東京都渋谷区)は4月1日、「アダストリアグループ健康経営宣言」を制定した。
3月1日には従業員約9100人の「アダストリア健康保険組合」加入が完了した。
専門部署を設置して健康経営を推進、従業員側の委員会でも活動
新たに策定された同社の健康経営方針は下記の通り。
- 健康増進、疾病予防、福利厚生の拡充をはかり、「いきいき」と永く働くことができる安心安全な環境を整える。
- 女性や若い世代の比率が高く、全国に存在する多様な雇用形態の従業員ニーズに合わせ、一人ひとりのライフステージに寄り添う。
- 「こころ」と「からだ」をみずから健康に導くヘルスリテラシーの習得を通じ、楽しみながら健康維持・増進に取り組める健康重視の企業風土を醸成する。
また、健康経営の推進体制として、「健康づくり責任者」を社長とし、専任部署である「健康経営推進室」を新設した。会社が行う「健康経営」と健康保険組合による「データヘルス計画」を協働し従業員の健康づくりを実現していく。
健康保険組合との協同は、毎年の健康診断予約からスタートする、下図のようなサイクルで進める。健診結果、ストレス チェック、労務データ、等をシステム上で一元化し、保健指導、特定保健指導、健康づくり事業等を実施し、効果検証を行い、レセプトとの突合分析を行っていく。
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