対面コミュニケーションを充実させたミュゼプラチナムの新オフィス、女性目線のこだわりも
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年12月18日
アイリスグループのアイリスチトセ(宮城県仙台市)は12月15日、同社がオフィス空間の設計から施工までを手掛けたミュゼプラチナム(東京都港区)の新本社ビルを公開した。
女性目線を大切にしたオフィス移転 こだわりポイントは対面コミュニケーションの充実化
今回のプロジェクトでは、「(オフィスを)行きたくなる場所にする」「行く(集まる)価値を高める」をコンセプトとし、コミュニケーションの醸成に重点を置いたオフィス空間作りを目指した。特に、ミュゼプラチナムは社員3419人のうち女性社員が9割超を占める。そのため、女性社員が長く安心して働くためのさまざまな工夫が施された。
新オフィスで最もこだわった要素のひとつが、対面コミュニケーションへの配慮だ。新型コロナによって、同社においてもテレワークの機会が増え、コミュニケーションの大半はモニター越しで行われた。その間、画面越しのやり取りでは伝わらない部分があるといったコミュニケーション問題が顕在化していた。
以前のオフィスでは、本社は2フロアに分かれていたが、移転を機に1フロアに集約し、全部署が垣根を越えてコミュニケーションを活性化できるオフィスデザインとした。
新オフィスは常時8割くらいの社員が出社することを想定し、オフィス内は可能な限り壁を設けず、全体を見渡せるレイアウトに。座席は、ソファとテーブルを組み合わせたファミレス席のほか、集中ブース、会話を楽しめるミュゼカフェ(ラウンジ)などを設置した。さらに、オリジナルコスメの展示スペースを設けるなど、同社ならではの要素も取り入れ、社員がリフレッシュしながら働けるオフィスを作り上げた。
非オフィス感の要素を取り入れ「出社する楽しみ」が感じられるオフィスデザイン
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