ユニチャーム、全社員が更年期を知る研修会を開催 世界メノポーズデーに合わせ、SDGsにも貢献
月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年10月17日
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ユニ・チャーム(東京都港区)は10月16日、「世界メノポーズデー」に合わせて、全社員を対象に、更年期の健康教育に関する研修を実施したと発表した。
更年期障害は全社員の理解が支えとなる 男性も例外ではない
同研修では、全社員が、更年期に起こる心身の変化やその原因、症状や対処方法などについて受講した。
また、更年期に関するセルフチェックを実施し、自身の身体の状況を確認したほか、女性だけでなく男性にも更年期の症状があることや、場合によっては専門家にすぐに相談し適切な対処が必要であることなどを学んだ。
受講者からは以下のような声が寄せられた。
- 更年期症状について職場での理解度を高めるため、みんなが知り理解すべきだと感じた
- 全社員が受講したので、お互いサポートしやすい環境になると思う
- 研修を通じて、男性にも更年期があることや具体的な症状を知ることができた
- どのような症状が起こるのかを具体的に知ることができて勉強になった
- チェックリストに記載されたものと似た症状があるので、専門医に相談してみようと思う
- 更年期症状のケアには、生活習慣の改善が重要であることがわかった
「社員一人の悩みごとを、企業全体の課題と捉える」ユニチャームのSDGs推進施策
同社では、社員一人ひとりが仕事を通じて成長を実感できる職場の実現に向けて、志・経済・心と体の、3つの豊かさの追及を人事政策の基本としている。人事政策では、これまでに企業を対象とした「ソフィ みんなの生理研修」などを実施していたが、今回新たに「更年期の健康教育」を追加した。
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