MUJI HOUSE、法人社宅など遊休資産の再活用を推進 新規リノベーション事業を展開
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年11月25日
アクセスランキング
「無印良品のリノベーション」を展開するMUJI HOUSE(東京都文京区)は11月21日、法人所有のマンションや団地などの遊休資産をリノベーションにより再価値付けする新事業「MUJI INFILL 0 一棟リノベーション」を開始すると発表した。
MUJI HOUSE新事業、高性能断熱材など採用で資産価値の向上狙う
MUJI HOUSEの「MUJI INFILL 0 一棟リノベーション」事業は、既存建物の資産価値向上を目的に、全戸新築基準以上の断熱性能、一次エネルギー消費量等級のリノベーションを行い、外壁やサイン計画、また住棟内、外のソフト面の企画推進まで手掛ける法人向けソリューションである。
既存のRC造やSRC造の新耐震基準のマンション・団地を対象としており、特徴は以下の通り。
新築以上の性能と資産価値の向上
専用部(住戸)は、全戸「MUJI INFILL 0」ZEH水準仕様によるフルリノベーションを前提とし、既存住宅の見えない不具合まで修繕。高性能断熱材やインナーサッシを施工することで、断熱性能等級5以上、一次エネルギー消費量等級6を達成し、新築以上の温熱性能を実現する。これにより、温熱環境が整備され、真冬でも北側の部屋まで暖かく使える広々とした空間を提供するとしている。
間取りの可変性と居住体験の柔軟性
専用部(住戸)内は、住む人が引戸や無印良品の家具を用いて、暮らしや家族構成の変化に合わせて自由に空間を仕切ることが可能な、可変性の高いデザインを採用した。
建物全体とソフトコンテンツの提案
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。