ヤマト運輸、6月から「1日早く発送する必要がある」区間は? 首都圏・甲信越・近畿など広範囲に

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年04月19日
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ヤマト運輸(東京都中央区)は4月17日、首都圏から四国など一部区間で、配達日数と指定時間帯を変更すると発表した。宅急便などの配達が「翌日」から「翌々日」に1日遅くなる。

配達日数が1日延びるサービスと対象区間(発送先・発送元)

6月1日発送分から適用される。対象となるサービスは、宅急便のほか、専用ボックスで送る「宅配便コンパクト」、ポスト 投函 とうかん できる「ネコポス」、非対面受け取りなどができる「EASY」、ボックス単位で輸送できる法人間輸送サービス「JITBOXチャーター便」。

6月以降、「翌日」から「翌々日」配送になる対象区間は以下の通り。

対象区間
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県、山梨県、新潟県 島根県(松江市、安来市)、広島県(福山市)、鳥取県、岡山県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県
岩手県 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県
富山県、静岡県(一部)
片道のみ
福岡県

指定時間帯について、上記区間はこれまで「翌日14時以降」から指定できたが、6月からは「翌々日の午前中」以降の指定になる。宅急便タイムサービスに関する変更内容の詳細は、自社が契約しているヤマト運輸担当店に、5月上旬以降に直接問い合わせるように求めている。

JITBOXチャーター便は、時間帯指定区分が異なり、一部時間指定不可地域がある。また、クールBOXチャーター便は温度品質の管理上、翌日お届けエリアまでの取り扱いになる。詳細はボックスチャーター社のウェブサイトにて確認を。

安定したサービス提供のため、背景には物流「2024」年問題

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