「キャリア支援やロールモデルがない」 社員の意見を基に女性活躍推進の目標設定、高速オフセット

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年05月21日
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高速オフセット(大阪府大阪市)は5月20日、女性活躍推進に向けた新しい目標の策定を発表した。「意識改革」「キャリア形成支援の充実」「柔軟な働き方の推進」の3つを軸に、ワーク・ライフ・バランスの充実化や働きやすい職場環境づくりを進める。

女性の平均勤続年数15年以上など、3つの目標達成を目指す

同社が設定した女性活躍推進法に基づく新たな行動計画は、以下の通り。

女性の平均勤続年数を上げ、15年以上にする(目標1)

具体的な取り組みとしては、両立支援、女性活躍に関する取り組みを社内報などで周知するとともに、キャリアに関する研修の実施やキャリア形成の機会を設ける。管理職には、女性活躍・部下育成に関する理解を深めるための機会を提供する。そのほかにキャリアプランに関する上司面談を実施し、目標設定やキャリアパスを支援する。

勤続年数における男女間の格差を解消する
勤続年数における男女間の格差を解消する

柔軟な働き方が選択できるよう、各種制度の導入・運用改善をはかる(目標2)

残業時間の実績を把握して残業時間を抑制し、育児休業介護休業などの両立支援制度の拡充と周知をはかる。また、在宅勤務制度や時差出勤などを活用し、時間単位の年次有給休暇や完全週休2日制の導入などを検討する。

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