オフィスは「管理」から「自律」へ 戸田建設、WELLプラチナ認証で示した生産性向上の新基準
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年02月04日
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戸田建設(東京都中央区)は2月3日、自社オフィス「TODA CREATIVE LAB」が、建物と人の健康性を評価する国際認証「WELL Building Standard v2」の最高ランクである「プラチナ」認証を取得したと発表した。
今回の認証取得は、建築・設備といった「ハード面」に加え、運用・制度といった「ソフト面」も含めた総合的な評価によるものだ。
最高評価「プラチナ」を取得した、世界基準の10のコンセプト
WELL認証は、「空気・水・食物・光・運動・温熱快適性・音・材料・こころ・コミュニティ」という10のコンセプトに基づいて評価される。同オフィスではプラチナ評価の取得にあたり、従業員の行動変容を促す以下の設計が導入された。
エレベーターを使わない動線
オフィスワークの課題である運動不足に対し、同社は動線設計による解決策を提示している。エレベーターホールとは別に、フロア間をつなぐ「コア階段」や「フロア階段」を配置し、上下階を回遊する「ループ動線」を構築した。
心理的に階段を使用したくなる空間デザインを取り入れることで、強制することなく従業員の自然な移動と活動量を引き上げる狙いがある。
音と緑を「機能」として配置
執務室と屋外バルコニーを一体化させた空間づくりに加え、技術研究所での検証データに基づき会議室の遮音性を確保した。エリアごとに「音環境のゾーニング」を行い、業務内容に応じて集中できる環境と対話が生まれる環境を明確に区分。緑視率(視界に入る緑の割合)や音圧レベルを機能として管理し、生産性の向上をはかっている。
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