味の素、2026年に環境に配慮したオフィス移転 人財など無形資産の強化でASV経営を加速
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年06月10日

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味の素(東京都中央区)は6月7日、人財などの無形資産をさらに強化し、環境にも配慮する経営を促進するため本社オフィスを現在と同じ東京都中央区京橋に立地する「TODA BUILDING」内への移転を決定したと発表した。2026年度第1四半期を目途に移転する。
新オフィスで従業員の有機的なつながりを創出、「新たなアイデアの創出を」
同社が本社を移転する「TODA BUILDING」は、外皮の高断熱化および高効率な省エネルギー設備を備えた建築物である「ZEB Ready認証取得」といった環境性能、大規模地震や風水害などに備えた非常用インフラ設備などのBCP機能に優れていることが特徴だ。
1909年の味の素本舗事務所開設以来、本社所在地となっている京橋地区の最新オフィスビルの一つであることなどから選定した。
新オフィスでは最新設備や広いフロアを活用し、食品事業やバイオ&ファインケミカル事業などの事業間連携にとどまらず、社内外の多様な人財との対話を促進していく方針。
こうした環境下で、従業員の成長や挑戦を促し、共創価値を生み出す空間作りを目指すとともに、視認性を上げる取り組みを実施することで、同社は「従業員同士が有機的につながり、新たなアイデアを生み出しやすい環境となる」と期待している。

味の素の強みの源泉「人財・技術・顧客・組織」、つなぎ合わせるためのオフィス
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