総務の引き出し
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総務の引き出し(オフィス)
雑談や相談が自然と生まれる仕掛けとは? 滞在時間や動線、距離感から考えるオフィス戦略
株式会社オカムラ 働き方コンサルティング本部 ワークデザイン研究所 リサーチセンター 上席研究員 上西 基弘
最終更新日:
2026年09月29日
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オカムラが行ったオフィスで働く人を対象とした働き方や働く場に関する調査によると、オフィスで働くことの価値として、同僚や上司・部下と仕事に関するコミュニケーションが取りやすいことや、雑談のような気軽な会話がしやすいことが上位に挙げられています。
このようなオフィスでの気軽な会話が、相手の人柄や担当している仕事を知るきっかけとなった、さらには、自分では気付かなかった仕事に役立つ情報を得たり、仕事の悩みを相談したりする機会につながったという経験がある方もいらっしゃるでしょう。
そこで、ワーカー同士がオフィスで居合わせるからこそ生まれる気軽な会話をテーマに、仕事にどのような効果をもたらすのか、また、気軽な会話を生み出しやすいオフィスづくりや運用のポイントは何か、オカムラの調査・研究成果を交えて紹介します。
ワーカー同士の仕事に関する情報共有をスムーズにする「雑談」
特に決まった目的や結論を持たず、さまざまな話題について気軽に話す「雑談」と仕事との結び付きについて、ワーカー同士の情報共有に着目した名古屋市立大学との共同研究を紹介します。
この研究では、情報共有を「相手との関係性の深さ」と「共有される情報」の視点から整理しました。相手との関係性の深さは「相手のことを知っている」「雑談ができる」「相談ができる」の3段階、共有される情報は「仕事」「仕事以外」の2種類に分類し、その組み合わせによる6つの情報共有の状態の関連度を、相手が自部門か他部門かに分けて分析しました。
図表1:情報共有の状態と関連度
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